昨日8月27日はモルドバ共和国の独立記念日でした!モルドバでは毎年この独立記念日は盛大にお祝いされます。
そんなモルドバの独立記念日をお祝いすべく、簡単にモルドバの歴史や独立記念日の祝い方をご紹介出来ればと思います!
モルドバの歴史
モルドバはかつてローマ帝国、東ローマ帝国、そしてクムァン・クン国の支配下にありました。
中世に入ると、モルダヴィア公国として独自の国家が成立し、15世紀にはオスマン帝国の支配を一時的に受けつつも、その間に一時的な独立を維持しました。
19世紀初頭にはロシア帝国の支配下に入り、その後も一部の自治権を保持しつつ、1917年のロシア革命を経てモルダヴィア・ソビエト社会主義共和国としてソビエト連邦に組み込まれました。
ソビエト連邦の崩壊後、1991年にモルドバは独立を宣言し、同年8月27日にモルドバ共和国として正式な独立国家となりました。
独立記念日のお祝い
モルドバの独立記念日は国民の結束を強め、歴史と文化を称える特別な日です。
首都キシナウを中心に、毎年華やかな祝典が催され、学校や企業、商店などが休業となるため、多くの人々がこの日を祝います。
街中ではパレードが行われ、国民衣装である「イエ」を身にまとい、伝統的な舞踊「ホラ」が披露されます。
モルドバの独立記念日の食事は、伝統的な料理を楽しむことが一般的です。
下記モルドバ料理の代表的な料理として挙げられるものをいくつかご紹介します。
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ママリーガ (Mămăligă): コーンミールをベースにしたポレンタのような料理で、モルドバ料理の基本的な一品です。チーズやソーセージと一緒に食べられることが多いです。
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プラチンタ (Plăcintă): フィロ生地で包まれた、チーズやジャガイモ、キャベツなどの具が詰まったパイです。バリエーション豊かな味わいが楽しめます。
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サルマーレ (Sarmale): キャベツの葉で包まれたお肉やごはんの詰まった料理で、野菜とミートの組み合わせが特徴です。
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ザマ(Zamă): 鶏や野菜をベースにしたスープで、食事のスタートとしてよく食べられます。
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パパナシュ(Papanăși): ドーナツのような甘いデザートで、クリームやジャムと一緒に楽しまれます。
これらの料理は、地域ごとに微妙なアレンジが加えられることもありますが、モルドバの伝統的な食文化の一部として重要です。
改めまして、モルドバおめでとうございます!
弊社はこれからもワインと観光を通じて微弱ながらもモルドバの発展に貢献していければと思います!