ウォルター氏は奥様がルーマニア人で、ご本人はルーマニアにある在オーストリア大使館の一等書記官を退職後、元々ワインが大好きでついにワイン作りの道へ。 ラチェルタのワイナリーの土壌を早くから調べ、「世界でも有数のワイン作りに適した土地」であることを知っていたそう。「ルーマニアワインが最高品質と言われていた時代を取り戻したい」と情熱を持ってワイン造りに励んでいるんです。 2005年から2008年の間に畑のブドウを植え替えて、2011年に初めてワインを販売スタートした実績17年の若いワイナリーですが、醸造家としては、ルーマニアで、そして東ヨーロッパでは超有名なミハイ・バニタとのタッグにより、毎年素晴らしいワインを造りあげています。新世界ワインの中でも味や品質は折り紙付き!クオリティが高い分、お手頃価格が多いルーマニアワインの中では少しお高め!でも、フランス、イタリアワインの同じクオリティと比較すると超お得! ラチェルタワイナリーで、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、フェテアスカネアグラのブドウ畑では、春先の新芽を各枝2つだけ残し通常ブドウ収穫量を半分に抑制しワインの品質の向上を図っています。醸造家ミハイ・バニタは、ルーマニア、フランス、アメリカのオーク樽には、それぞれに個性がある為これらを使い分けてラチェルタの目指すワインを造っています。