長いワイン造りの歴史
ドラ・ガシュアニ地域のブドウ栽培の歴史は古く、ローマ帝国の征服以前から続いています。ダチアは昔からブドウの栽培が盛んな地域であり、その伝統は深いものです。15世紀に建てられたドブルシュア修道院は、丘にブドウの木を植えるなど、この地域のブドウ栽培を示す象徴とされています。さらに、1867年、1889年、1900年にはパリで開催された万国博覧会でメダルを獲得し、1898年にはボルドーの国際ワインコンクールで名誉賞を受賞するなど、その品質は広く認められてきました。
1927年にマリアとイアンク・ラームニセアヌ夫妻は、ネオ・ルーマニア様式の邸宅を、ブドウ畑に囲まれたドラガシュアニに購入しました。これがAVINCISの歴史の始まりです。
AVINCISワイナリーの由来
AVINCISのワインは家族経営のドメーヌで作られています。ブランド名「AVINCIS」は、オーナーと妻の名前から来ており、Vはオーナーのファーストネーム「ヴァレリウ」から、Iは妻の名前「イリネル」から取られています。そして「VIN」はワインを表し、最後の3文字「CIS」は妻の名前「クリスティアーナ・イリネル・ストイカ」のイニシャルです。